自転車ビッグデータによる分析事例|ナビタイムジャパン

自転車ビッグデータおよび経路探索技術を活用した分析事例をご紹介します。

自転車ビッグデータは、ナビタイムジャパンの提供する自転車専用のナビゲーションアプリ『自転車NAVITIME』のユーザーから同意を得て取得したものです。アプリ利用中の走行実績データや、目的地を検索した履歴データ(経路検索条件データ)を取得しています。
経路探索技術は、ナビタイムのほぼ全てのサービスで活用されているコア技術です。

これらの分析結果は、各地域での自転車活用推進計画や自転車ネットワーク整備計画策定にて活用いただいております。


自転車ビッグデータを用いた分析
・交通量・走行速度の把握
・人気スポットの把握
経路探索技術を用いた分析
・高低差マップ
・公共交通網と自転車ネットワーク



交通量・走行速度の把握
『自転車NAVITIME』利用中の走行実績データを活用することで、自転車の走行実態を把握することができます。
交通量を見ることで、自転車の交通量が多いところを把握することができます。また、走行速度を見ることで、自転車にとって快適な走行空間であるかどうかを分析することができます。

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図1:自転車の交通量および走行速度




人気スポットの把握
『自転車NAVITIME』の利用者が調べた目的地データ(経路検索条件データ)を活用することで、自転車ユーザーに人気のスポットを把握することができます。 2019年のランキング上位を見ると、「榎本牧場」や「ヤビツ峠」など、自転車ユーザーならではのスポットがランクインしています。

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図2:自転車利用者の人気スポットランキング(2019年)

※参考:プレスリリース『2019ナビタイム スポット検索ランキング』を発表
 https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/201912/11_5155.html




高低差マップ
弊社の経路探索技術を用いて、高低差を算出することが可能です。
自転車や歩行者においては、道路の高低差が利用頻度や外出頻度に大きな影響を与えます。道なり距離に沿った実際の高低差を把握することで、自転車ネットワークの利便性をより正確に把握することができます。

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図3:高低差マップ(鉄道駅からの延べ高低差)




公共交通網と自転車ネットワーク
既存の自転車ネットワークデータと公共交通網データを重ねて可視化することで、公共交通と自転車それぞれのカバーする範囲を把握することができます。 自転車ネットワークの整備状況と、公共交通の空白地域を合わせて把握することで、複数交通手段を組み合わせた移動サービスの検討など、さまざまな交通施策の検討業務にてご活用いただけます。

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図4:公共交通網と自転車ネットワーク




参考:自転車向けサービスのご紹介
・自転車専用の分析システム『自転車プロファイラー』
 https://consulting.navitime.biz/bicycleprofiler/
・スマホアプリ『自転車ナビタイム』
 https://products.navitime.co.jp/service/bicycle/
・サイクリングコース作成(PC-NAVITIME)
 https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/

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