ナビタイムジャパンの保有するプローブデータを活用し、交差点における所要時間を右左折・直進方向別に分析しました。
本分析では、当社の提供するカーナビアプリ(『カーナビタイム』、『トラックカーナビ』他)のユーザーから
同意を得て取得した走行実績データを活用し、
個人を追うことができないような形に加工した上で分析を行っています。
交差点の旅行速度を右左折・直進方向別に分析することで、
混雑箇所の発見、道路改良工事の効果測定、モニタリングなど、様々な用途でご活用いただけます。
全国の交差点を対象としているので、地域内での俯瞰や比較も可能です。
紹介する分析事例
・特定交差点における、時間帯別の旅行速度変化
・各都市における混雑状況
特定交差点における、時間帯別の旅行速度変化
神宮前交差点(東京都渋谷区)を対象に、時間帯毎の旅行速度を方向別に分析しました。
原宿などが近くにあり、歩行者の多いエリアとなります。
特に東西方向からの左折車両の動向に着目して分析しています。
・朝の時間帯:左折車両は60秒程度、それ以外はほぼ60秒以下で交差点を通過できている
・昼の時間帯:左折が混雑しており、直進車両も所要時間が長くなっている
・夕方の時間帯:昼と比べて混雑が一部解消したものの、方向によっては交差点通過に90秒以上かかっている
各都市における混雑状況
県庁所在地を5カ所抜粋し、市街地における混雑状況を可視化しました。
地域における混雑状況の面的な把握や、混雑している交差点を対象とした詳細分析などが可能で、
地域の交通課題を見つけるためのデータとしてご活用いただけます。
本事例をご覧いただき、弊社分析に興味をお持ちいただけましたら、ぜひ以下よりお問い合わせください。