本分析では、2021年および2022年6月の経路検索数に対して目的地に設定された各スポットの割合を、2021年6月に対する2022年6月の伸び率から、検索が急上昇したスポットを交通手段別(自動車/公共交通)に分析しました。なお本分析は、ナビタイムジャパンが提供する各種ナビゲーションサービス(『NAVITIME』、『カーナビタイム』他)から同意を得て取得した経路検索条件データ(検索履歴データ)を活用しています。
分析結果
※ランキング内のスポット名称はサービス内で使用されている名称であり、正式な名称とは異なる場合があります。
自動車で検索された急上昇目的地検索ランキングを見ると、アジサイ園が有名な矢田寺や7年ぶりに御開帳が開催された善光寺など、季節的に人気なスポットや歴史/文化に関するスポットが上位にランクインしています。 一方公共交通では、明治神宮野球場や国立代々木競技場、日産スタジアムなど、大規模イベント会場が10位中6件ランクインしています。これはスポーツやライブ開催時の観戦人数上限緩和が急上昇の要因として考えられます。
●経路検索条件データについて
ナビタイムジャパンが提供する各種検索サービス(『NAVITIME』、『カーナビタイム』、『自転車NAVITIME』他)で取得した検索履歴のデータで、発着地や日時等の情報を蓄積しています。
年間18億件の検索履歴のデータをもとに、人気の観光スポットや、季節変動、回遊行動がわかります。
ナビタイムのサービスから取得したビッグデータを活用することで、世の中の最新の動向を分析・把握することができます。
本事例をご覧いただき、弊社分析に興味をお持ちいただけましたら、ぜひ以下よりお問い合わせください。
参考:おしらせ
『2022年6月急上昇目的地検索ランキング』を発表
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202206/30_5485.html